基礎知識

コーディネーショントレーニングとはどんなトレーニング? 運動遊びや運動ゲームで運動神経が良くなるって本当?

「最近の子どもはテレビやゲーム、スマホばかり。なんだか運動神経が悪い。不器用でなにをやらせてもどんくさい」 そういった意見がマスコミや世間の声にあります。現代っ子は本当に運動神経が悪いのでしょうか。

実は走る能力や握力は、昭和39年の東京オリンピックを経験している子どもと大きな差がないことがわかっています。一方でがボール投げでは現代っ子が東京オリンピック世代よりもあきらかに劣っています。

とはいえ、いま運動神経が悪いからといってがっかりしないでください。運動オンチの現代っ子の運動神経を良くする特効薬があります。それがコーディネーショントレーニングです。

もくじ

運動神経が良くなるにはどうしたらいい?

運動神経が良くなりたい、そう思う人は多いと思います。子どもの運動神経を良くしたい、そう考える親御さんも多いでしょう。

運動神経を向上させるにはコーディネーション能力(からだの協調能力・調和能力)を鍛えることが大切で、それには脳とからだの両方を使ったコーディネーショントレーニングが有効です。

筋力トレーニング、体幹トレーニング、いろんなトレーニングがありますが、どうしてコーディネーショントレーニングなのでしょうか。

コーディネーショントレーニングはコーディネーション能力を向上させます。コーディネーション能力が高くなるとからだをスムーズに動かせるようになるので

  1. 早く走れる
  2. ボールを上手く操れる
  3. 俊敏に動ける
  4. リズム感が良くなる
  5. バランス感覚が良くなる

などのメリットがあります。

コーディネーショントレーニングによってコーディネーション能力が上がり、運動スキルが高くなり、運動神経が良くなるのです。

『運動神経がいい』『運動神経が悪い』 その差はどこに?

『運動神経』とかんたんに言いますが、運動神経の良し悪しは、そのほとんどが環境と経験に依存します。遺伝と思われがちですが違います。

それでは、運動神経について考察していきましょう。

運動オンチとは運動スキルが低いこと

一般的に走る・ジャンプする・投げる・蹴る・キャッチするなどの運動スキルが高い人は『運動神経が良い』、スキルが低い人は『運動神経が悪い』『運動オンチ』などと言われます。音に関するスキルが低い人をあらわす『音痴』から転じて、運動が苦手な人を『運動オンチ』『運痴』と呼ぶようになったようです。

では、『運動神経が良い人』と『運動オンチ』が存在するのはどうしてなのでしょう。

運動神経の良し悪しは遺伝のせいではない

実は運動神経は遺伝とは関係ありません。運動神経の良し悪しは成長するときの環境に左右されます。

「あの子はお父さんがスポーツをやっていたから運動神経がいいが、うちの子は親に似て運動オンチだ。運動オンチなのは遺伝だから仕方がない」 まことしやかにささやかれる話ですが、運動神経は遺伝子の配列で決まるものではありません。

運動をする機会が多い子どもは運動神経が良くなり、運動をする機会が少ない子どもは運動オンチになりやすい。運動神経は運動をする取り組み方と関係があります。

親が運動が好きな場合は、子どもも運動をする機会が多くなり、結果として運動神経が良くなります。逆に親が運動が苦手な場合はインドア派となり、結果として子どもが運動オンチになることが多いのです。

身体能力のバランス構成は遺伝子で決まっている

身体能力のバランスは遺伝子によって決められており、後天的な努力ではくつがえすことができません。

とはいえ、先にも述べたように運動神経は環境によって左右されます。

遺伝するのはあくまでも身体能力のバランスで、身体能力の良し悪しではありません。

耐久力、瞬発力(反射力)、持久力、エネルギー生産効率は遺伝子が定める

遺伝でバランスが決まっている身体能力は、耐久力、瞬発力(反射力)、持久力、エネルギー生産効率などです。

身体能力のバランスは遺伝なので後天的な努力ではくつがえすことができません。

これはあくまでも構成されるバランスが決まっているのであって、運動神経の良し悪しが決まっているわけではありません。

だ液を採取するだけで遺伝子検査ができる

近年は遺伝子についての研究が進んでおり、身体能力のバランスは、だ液を採取して行う遺伝子検査で調べることができます。

遺伝子検査で解析される耐久力、瞬発力(反射力)、持久力、エネルギー生産効率のバランスによってスポーツ適性が変わる可能性があります。

興味がある方は遺伝子検査で解析を受けてみることをおすすめします。子どもに限らず大人でも検査を受けることができます。

わかりやすい解析結果と医師コメント【GIQ子ども能力遺伝子検査】

運動神経ってどんな神経? 実は運動神経という神経はない

『運動神経』とはいったいどんな神経なのでしょうか。

実は『ある』・『ない』で分別される『運動神経』は存在しません。

頭部における『脳神経』、体部における『脊髄神経』がいわゆる『運動神経』で、『運動神経』はからだを構成する筋肉をつかさどります。

運動神経細胞はどんな人にもあります。生きている以上、運動神経細胞がない人はいません。

運動好きの好循環・運動ギライの悪循環 好きと嫌いの明暗

運動好きは運動好きたらしめる理由があり、運動ギライは運動ギライたらしめる理由があります。

運動が好きだと

  • 運動する頻度が高い
  • たくさん運動をするから、筋力がつき体幹が強くなる
  • 筋力があり体幹が強いから、からだを自在に操ることができる
  • からだを自由に操ることができるから、運動が楽しい
  • 運動が楽しいから、もっと運動をしたくなる

という好循環ができます。

逆に運動が嫌いだと

  • 運動をする頻度が低い
  • 運動をすることがあまりないから、筋力がなく体幹が弱い
  • 筋力力がなく体幹が弱いから、からだを自在に操ることができない
  • からだを自在に操ることができないから、運動が楽しくない
  • 運動が楽しくないから、もっと運動をしなくなる

こうして悪循環ができあがります。

運動好きは筋力がある上に体幹が強いので、自在にからだを動かせる、つまり運動神経が良い。運動ギライは筋力がない上に体幹が弱いので、自在にからだを動かすことができない、つまり運動オンチなのです。

基礎体力と運動神経の関係

運動神経が良い人は体幹の筋肉が発達しており、基礎体力が高い傾向がみられます。逆に、からだが貧弱だと運動スキルをあげようと思ってもケガをするリスクが高くなります。

運動神経が悪い子どもが増えている? 不器用? 新体力テストで見える現代っ子の運動能力

「令和元年度体力・運動能力調査」の概要 | 文部科学省

意外なことに東京オリンピックを経験している世代と現代っ子で比較すると、握力、50m走、持久走・急歩では大きな差が見られません。

ところがボール投げにおいてはあきらかに現代っ子はオリンピック世代に明らかに劣っています。

ボール投げで好成績をマークするには、筋力とともにバランス能力や上手なフォーム、投げるタイミングの良さなどが必要です。現代っ子はそれらのスキルが劣っている、つまり運動神経が悪くなっているのです。

「現代っ子は運動神経が悪い、不器用でどんくさい」というのはあながちウソではないようです。

平成11年度より始まった『新体力テスト』では、各年代に合わせた項目で体力や運動能力を計測します。

新体力テストは小学校と中学校でそれぞれ100万人を超える児童・生徒が学校単位で参加し、他に類を見ない規模の調査となっています。各学年の全児童・生徒の90%以上が参加する、日本を挙げたテストです。

それより以前には昭和39年よりスポーツテストが行われていました。

あまり注目されていませんが、新体力テストは大人(20歳から64歳の青年期、ならびに65歳から79歳の高齢期)においても調査が行われています。

基礎体力をつけたら運動神経は良くなる

先ほど述べた新体力テストはその名の通り、体力を測るテストです。

それでは体力とは何でしょうか。体力には『行動体力』と『防衛体力』があります。一般的に『体力』と言った場合には、肉体的要素を主にした『行動体力』のことを表します。

『行動体力』は筋力や持久力、柔軟性、敏捷性など、身体的能力など行動の基礎となる能力のことです。からだを鍛えることで、基礎的な『行動体力』、いわゆる基礎体力が向上します。

基礎体力が上がると長い時間運動を続けることが可能になる、つまりたくさん運動ができるようになります。

精神的要素を主にした『防衛体力』は、病気やストレスに対峙し、生命を維持するための力のことです。免疫力や抵抗力、環境への適応能力などを指します。

参考厚生労働省 e-ヘルスネット

コーディネーショントレーニングで運動神経が良くなる理由

サッカーやバスケットボール、テニスほか、各種スポーツのトレーニングとして注目されているコーディネーショントレーニング。それは7つのコーディネーション能力を向上させるトレーニングです。

『コーディネーション』はあまり耳慣れない言葉かもしれませんが、動詞としての『コーディネート』を名詞形にしたものといえばなんとなく雰囲気は伝わってくるでしょうか。

からだの調整力、協調力のことであり、運動・動作を行うときのスムーズさ・上手さをつかさどります。

コーディネーショントレーニングが有効なのは何歳のとき? 成長期・青年期・高齢期それぞれに必要な理由

コーディネーショントレーニングを行うべき年代、有効な年代はいつでしょうか。

小さなころからコーディネーション能力を高めることは重要です。脳とからだをつかさどる神経系の器官の発達が目覚ましいからです。

乳児や幼児は親子体操や運動遊び、運動ゲームなどで楽しくコーディネーショントレーニングを行うのがコツです。楽しくないワクワクしないトレーニングは子どもの興味をそぎ、コーディネーション能力の向上を望むことは難しくなります。

大人になってもコーディネーショントレーニングを行うことは無駄ではありません。コーディネーショントレーニングによって運動の経験値が上がるので、スポーツにおけるスキルアップが見込めます。

高齢者はコーディネーショントレーニングで身体能力の衰えを防ぎ、健康寿命を伸ばす効果があります。

スキャモンの成長曲線 脳や神経の働き

ヒトが生まれてから20歳になるまでのからだの各部分の発育を表したものにスキャモンの成長曲線があります。これを見ると幼少期のコーディネーション能力の向上がいかに大切かがわかります。

スキャモンの成長曲線

運動神経の良し悪しを考える上で、まずは神経系の発達がどの期間に行われるのかを調査しました。生後からおよそ20歳までの身体発達を考察する上で、Scammon(1930)が作図した身体の4つの発育曲線パターン(スキャモンの発達曲線)がイメージしやすいです。  右図(注: ここでは上の図)がスキャモンの発達曲線になります。横軸は年齢で縦軸は20歳の発育度を100%とした場合の、発育状況を表しています。今回は、運動神経について調査するので青の神経系に着目します。

神経系は、生後0歳から急激に発達し、4歳で全体のおよそ80%、6歳では全体のおよそ90%と特徴的なグラフとなっていることがわかります。また、一方で6歳以降のグラフを見てみると、年齢を重ねるにつれて発育度の増加量が少なくなっていることがわかります。このことから運動神経を含む神経系の発達には、飛躍的な発達が見られる期間があることがわかりました。

身体的な発達心理学 | 脳と心の科学について学ぼう

年齢別オススメのコーディネーショントレーニングメニュー

この時期にはこのトレーニングをしなくてはいけない、などといった決まりはありません。体の発育度合いに合わせたコーディネーショントレーニングを行いましょう。

大人のメニューを子どもが行うには注意が必要な場合がありますが、子どものメニューを大人が行うことは無駄ではありません。

赤ちゃん期は脳・神経・感覚を鍛える

生まれたての赤ちゃんはとてもぎこちない動きしかできませんが、0歳代は急速に脳もからだも成長します。

久保田メソッドでおなじみの久保田競・久保田カヨ子夫妻や家庭保育園でおなじみのドーマン博士は、赤ちゃんのうちにズリバイやハイハイをたくさんすることが重要だと説いています。

からだや脳に刺激を与えるという点でズリバイやハイハイはコーディネーショントレーニングと同じような効果があります。

ズリバイやハイハイがまだできない赤ちゃんは、お母さんやお父さんとふれあいながら皮膚を通じて脳に刺激をあたえるおむつ体操やベビーマッサージがオススメです。

おむつ体操

久保田博士とカヨ子おばあちゃんが提唱するおむつ体操は、赤ちゃん期に脳とからだに刺激を与え、脳の働きを高めます。とくに前頭前野とシナプスの発達をうながします。

お風呂上がりやオムツ替えのノーパンタイムに足の曲げ伸ばしやマッサージを行ってください。

ベビーマッサージ

オイルやクリームを使って赤ちゃんのからだをマッサージし、皮膚を通して脳や神経に刺激を与えます。

乳児には適さないマッサージオイルやエッセンシャルオイルがあるので、しっかり安全性を確認した上で使用しましょう。

お風呂上がりにベビーオイルを塗り込むのも立派なベビーマッサージです。

障害物ハイハイ

ズリバイ期から有効な障害物ハイハイ。

赤ちゃんの行く手をはばむように途中に障害物を置きます。クッションや枕の上に大きなバスタオルを敷く、おもちゃをジグザグに置くなど工夫してみましょう。

歩きはじめは親子体操や運動遊びで体を動かすことの楽しさを知る

1歳から2歳の歩きはじめの時期は動きにぎこちなさがあるものの、赤ちゃん期に比べると運動能力は飛躍的に向上しています。

この時期もハイハイは推奨されており、特に高ばいは運動能力を向上させるのに効果が高いので、子どもが歩き始めてもやるべきです。

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プレゴールデンエイジ 幼児期

3歳から6歳の幼児期はプレゴールデンエイジと呼ばれ、脳や神経伝達の発達が目覚ましい時期です。走り方ひとつでも、しっかり着地して拇指球で蹴る動作ができるようになります。

親や指導者が主導となって運動遊びや運動ゲーム、リトミックなどの音楽遊びで、からだを動かすことの楽しさを知ることが大切です。

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ゴールデンエイジ 小学生

小学生はゴールデンエイジと呼ばれ、子どもの総合的な運動能力をはぐくむのに最も適した時期となります。積極的にコーディネーショントレーニングを行うことで運動神経が飛躍的にアップします。

工夫をこらした運動遊びや運動ゲームでコーディネーション能力を磨きましょう。

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ポストゴールデンエイジ 中学生・高校生

中学生・高校生は第二次性徴期でからだが大きく発育します。ホルモンの作用によってぐっと背が伸びるため、それにともなって手足も大きく長くなります。

しかし子どもは大人のミニチュアではないことに十分気をつけなくてはいけません。運動することで経験値を高め、コーディネーション能力をみがき、より運動スキルを伸ばすことができます。

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大人になっても間に合うのか

大人はからだの発達はすでに臨界期をむかえていますが、コーディネーション能力においては経験値を高めることができます。運動が苦手でもあきらめる必要はありません。

特にスポーツをしている場合はコーディネーショントレーニングを行うことで動きの幅が広がります。

サイト内リンク: カテゴリー/大人向け

高齢者・ロコモ世代は健康寿命を伸ばす

歳を重ねると脳とからだの機能は衰えやすくなります。コーディネーショントレーニングによって身体能力の衰えを鈍くし、若々しくいられます。

脳トレにもなるメニューをすることで脳の機能を維持することも大切です。

からだと脳にしっかり刺激を与えて健康寿命を長寿にしましょう。

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コーディネーショントレーニングのコツ ラダーチャンピオンにならないために必要なこと

ラダートレーニングでひたすら同じステップを行い、そのステップがうまくなることは他のスポーツに応用が効くでしょうか。

無駄なことではありませんが、からだにおける応用力・調整力を育てるには適していません。マンネリ化したメニューばかりでは運動神経の向上につなげるのは難しいでしょう。

マンネリ化しないよういろんなトレーニングをしよう

コーディネーショントレーニングでは同じ動作を繰り返すことよりも様々な動きをすることが重要です。

ラダーの幅を変える、リズムジャンプのステップを変える、ボールの大きさを変えるなどの工夫をしましょう。

外からの刺激を変えることで、経験値をアップし、運動動作のバリエーションを増やすことができます。

失敗を恐れない 結果でなく過程を重視する

コーディネーショントレーニングで指示通りの動きができないことは、まったく悪いことではないといえます。その動きをしようとする過程がコーディネーション能力アップにつながり、失敗は次のチャレンジでの成功につながります。

成功体験が大切なのでスモールステップでトレーニングを行う

そうはいっても大人も子どもも失敗をすべて好ましいと受け入れるのは難しく、成功体験は必要なものです。成功することは達成感につながり、次へのモチベーションに発展します。

いきなり高い目標を設定するのではなく、小さな目標を設定しましょう。スモールステップで一歩ずつクリアし、成功体験を積み重ねるとトレーニングの効果が高くなります。

左右バランスよくトレーニングを行う

右側を鍛えたら左側、時計回りを鍛えたら反時計回りと左右のバランスを考えてトレーニングしましょう。

利き手や利き足によって得意な方と不得意な方があるのは当然です。得意でない方を鍛えることで脳への刺激も高まり、器用でスムーズな動作を体得できます。

ケガをしないために大切なこと やってはいけないトレーニング

からだの発育に合わないトレーニング

幼少期にからだができていないのに無理なトレーニングをするのは非常に危険です。ケガなどによって、からだの正常な成長をさまたげる可能性があります。

中学生・高校生になると身長も伸び、からだはだいぶ大人に近づきますが、子どもは大人のミニチュアではありません。まだまだからだの成長は終わっていないので、負荷の高いトレーニングは避けましょう。

走り込みやうさぎ跳びなどの反復しすぎるトレーニング

激しい走り込みやジャンプ系のトレーニングを繰り返しを行うと筋肉にも関節にも大きな負担がかかります。

オスグッドシュラッター病やシンスプリント、野球肩、テニス肘などのスポーツ障害は回避したいところです。柔軟性を高め可動域を広げるストレッチとの併用が望ましいでしょう。

子どもに無理にやらせるトレーニング

子ども、とくにちいさな子どもは大人の指示が通りにくいことが多々あります。

うまくいかないからといって、怒りながら無理にトレーニングをさせることはナンセンスです。集中力がなくなり、注意散漫になるため、うっかりしたケガも多くなります。

コーディネーション能力、運動神経の向上には繋がりにくい上、指導者にとっても子どもにとっても幸せではありません。

ボール遊びなどの運動遊びやみんなでやる運動ゲームをうまく取り入れ、子どもにやりたいと思わせる工夫が必要です。

コーディネーショントレーニングに関する資格4選

コーディネーショントレーニングには日本の公的な資格はありませんが、民間で資格を発行している団体がいくつかあります。指導者であるならば資格をとってトレーニングや指導に活かすことができるかもしれません。

JACOT認定 普及員

NPO日本コオーディネーショントレーニング協会(JACOT)が認定するライセンス制度です。

講師・准講師・指導員・普及員があります。

普及員はオンラインのe-ラーニングと実技により資格をとることができます。

普及員資格は19,800円(協働推進会員は9,900円)です。

特定非営利活動法人日本コオーディネーショントレーニング協会

NESTA認定 キッズコーディネーショントレーナー

全米エクササイズ & スポーツトレーナー協会(NESTA )が認定するライセンス制度です。

キッズコーディネーショントレーナー(KCT)スペシャリストは2日間16時間の受講が必要で、さらに認定試験があります。

受講料は63,000円(NESTAメンバーシップ会員は59,000円)です。

パーソナルトレーナーの資格ならNESTA | NESTA JAPAN(全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会)

Life Kinetik ライフキネティック公認トレーナー

ドイツの運動指導者ホルスト・ルッツが独自に研究開発した、運動と脳トレを組み合わせたエクササイズがライフキネティックです。ライフキネティックには独自のライセンス制度があります。

パーソナルトレーナー・チームトレーナー・スクールトレーナー・クラブトレーナーがあります。

パーソナルトレーナー資格受講料は170,000円です。

コーディネーショントレーニングではありませんが、運動をしながら同時に脳を働かせるというトレーニングです。

ライフキネティック | ドイツ公認のライフキネティックのトレーナーが続々誕生中!

STAR認定 リズムジャンプディフューザー

一般社団法人スポーツリズムトレーニング協会(STAR)が認定するライセンス制度です。

ディフューザー・リズムステップディフューザー・ジュニアインストラクター・アドバンスドディフューザー・インストラクター・リズムステップインストラクター・シニアインストラクター・マスタートレーナーがあります。

ディフューザーは5時間の養成講習を受講する必要があります。

受講料は10,000円です。

コーディネーショントレーニングの中でもリズムジャンプに特化した資格です。

一般社団法人スポーツリズムトレーニング協会

JASK公認ボディーバキッズインストラクター

一般社団法人キッズコーチング協会が認定するライセンス制度です。

キッズダンスインストラクター、ボディーバキッズインストラクター、キッズコーチングがあり、資格は準2級からあります。

必要な要件や費用は級によって異なります。

一般財団法人日本キッズコーチング協会 – Japan Association of kids Coaching (JAKC)

コーディネーショントレーニングができる習い事

子どもにコーディネーショントレーニングをさせたいという場合には、スクールに通うのがオススメです。

子どもの運動神経を良くしたいけれど何をしたら良いかわからない、子どもとトレーニングしたいが時間がない、コーディネーショントレーニングを行っているが親からではない刺激を与えたい、といった要望にもこたえることができるでしょう。

日本全国に運動教室、体操教室、コーディネーショントレーニング教室があります。まずはスクール体験からはじめると良いでしょう。

忍者ナイン

走る・跳ぶ・投げる・打つ・捕る・蹴る・組む・バランス・リズムの9つの動作に注目し、それらの動作のバイオメカニクスの研究結果をもとに考案されたメソッドを実践する教室です。

異なる学年のこどもをいっしょにレッスンすることで、リーダーシップや社会性、協調性などの非認知能力を高めることもできます。

やる気スイッチグループの教室で、北海道から沖縄まで日本全国で展開しています。

忍者ナイン|幼児・小学生向けスポーツ教室

biima sports ビーマスポーツ

早稲田大学の教授陣と共同開発した最新のプログラムが特徴の総合運動教室です。基礎運動能力、非認知能力、自己肯定力の3つの能力を科学的に高めます。

コーディネーショントレーニングだけでなく、毎月変わるスポーツ種目で基礎運動能力を鍛えます。

東北地方から九州地方まで全国で展開しています。

biima sports|早稲田大学教授陣と開発した21世紀型総合キッズスポーツクラブ

SOSports エスオースポーツ

毎月トレーニングメニューが変わる他種目運動教室です。陸上、サッカーの専門教室や中学生の教室、新体力テスト対策の専門講座もあります。

マラソン、ドッジボール、サッカーなどの各種スポーツ大会も開催しています。

栃木県と茨城県の一部で展開しています。

エスオースポーツ【公式HP】

CASQ Speed Training キャスクスピードトレーニング

コーディネーション、アジリティ、スピード、クイックネスを鍛え、『動く』『走る』部分の向上をさせるトレーニングを行います。

コーンや独自のハードルでスピード重視のトレーニングを行い、さまざまなスポーツ環境に対応できるからだを作ります。

東京都、神奈川県、埼玉県で展開しています。

CASQ SPEED TRAINING SCHOOL公式サイト

まとめ

コーディネーショントレーニングについて、かなりのボリュームでまとめましたがいかがでしたか。

上に紹介したほかにもたくさんのトレーニングメニューがあります。このサイトでは年齢別・向上させたい能力別にたくさんのメニューを紹介していますのでぜひご覧ください。

決まったメニューを多くこなすのではなく、いろんなメニューを行うことがコーディネーション能力を向上させるコツです。各メニューに独自のバリエーションを織り交ぜることで無限の可能性があるといって良いでしょう。

失敗をおそれずにどんどんたくさんのコーディネーショントレーニングを行ってください。すべての経験が運動神経の向上に役立ちます。

脳とからだを使ってコーディネーショントレーニングを楽しみ、運動神経を良くしましょう。

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  • この記事を書いた人

渡部 ルミ

元JSBA公認プロスノーボーダー。 プロ活動をしながらJSBA公認スノーボードスクールにてインストラクターとして勤務。 また、同時にスポーツライター、スポーツフォトグラファーとしてスノーボード専門誌などで執筆。 現在はコーディネーショントレーニングトレーナーとして活動している。

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